全国に名だたる大花火大会が近所で催されるというわけで、旦那の実家から6人、私の実家から2人のお客さんがやってまいりました。
お客さん大嫌いの楽は当然、ベッドの下の隅っこにうずくまって、ご挨拶はなしです。
去年はそれでも、お客さんが大人ばっかりだったんで楽もじっとしていればやり過ごせたんですが、今年は・・・
小学生がふたり。
これが、10分に1回ぐらい寝室のドアを開けて
「猫いる？出てこない？？」とやるもので、楽はすっかり心身消耗してしまったようです(^_^;)。

お客さんをマンション屋上の特等席(花火の日だけ開放されるのです)に送り出し、簡単な片づけと楽のごはんを用意してもなかなか出てこない。
呼んで、やっと出てきたと思ってもしっぽは平らで体高も低いまま。お客さんの荷物の匂いを嗅いだり、家中見て回って誰も居ないことを確認して、やっとご飯を食べるものの、私が動いただけでビクッ！と身構えるしまつ・・・。

花火が終わって、再びお客さんが部屋にあふれる頃、またベッドの下に逆戻りしていたときには、もう、頭の中真っ白だったんでしょうねぇ・・・その後、お客さんが帰った後もずっと静かだった楽さん、3時頃に突然狂ってしまいました。

「今日、ボク、遊んでもらってないじゃん！撫でてもらってないじゃん！！」とばかりに鳴くわ鳴くわ。
普段は明け方5時ぐらいに「撫でてー」と起こしに来て、それでもニンゲンが無視していれば諦めるのに、誤魔化し程度の撫で撫ででは全然納得しない楽さんは、珍しくベッドの上に乗って来て、枕元で訴えまでしたのですよ。
コレは、楽にしてみれば画期的なまでの強攻策です。
さらには、気づいたら旦那まで起こして撫でさせている。
前代未聞です。

翌日日曜日でお休みでなかったら、家中全員ブチ切れていたかもしれません・・・

怖いなぁ・・・お客さんにおびえた楽のフォローは、どなに疲れて眠くても入念に、と、思い知らされた夜でした。

こういう遊び(?)があるんですね。おもしろい。
えーと、とりあえず走ってみます。
はっきり言ってマニアックラインナップかも・・・

1．本棚に入ってる漫画単行本の冊数
実は今本棚がなくて積みっぱなしなんですが(^_^;)。
実家と合わせたら多分300冊は下らないかと。最近では読んでは古本屋に処分してしまうので、あまり増えません。
　
2．今面白い漫画
「百鬼夜行抄」今市子
「フラワー・オブ・ライフ」よしながふみ
　

3．最後に買った漫画
「ボクを包む月の光」日渡早紀
最近古本購入が多いので、一応、定価購入ではこれが一番最後って事で。
　

4．よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画
●「スラムダンク」井上雄彦
ものすごく友達がはまっていて、面白いから読め！と何人からも言われていたんだけど、ジャンプを立ち読みしても何が面白いのかさっぱり判らなくてそう言ったら、あるひ突然20巻ぐらいいっぺんに送りつけられてきました(笑)。
まとめて読んだら面白いのなんの、止まらなくて一気に読み、すっかりファンに(^_^;)。ジャンプで1週だけ読んでも面白くないはず。だって1週16頁で5秒ぐらいしか話が進まないぐらい丁寧に書き込まれていたんだと、一気に読んで気付かされた次第。
置き場所の関係で大体完結したか、10巻を越したら処分していたのに、未だに31巻、実家に置いてある唯一の長編漫画です。
　
●「百鬼夜行抄」今市子
もうあんまりおもしろい漫画なんかないな、と、昔から好きだった作者しか読まなくなっていた時期に、友達から猛プッシュ。絵の好み、話の内容、全部ツボで一気にはまりました。
妖怪と日常的に関わる生活を送る青年のお話。オカルト物というほど怖がらせではないですが、時々すごく怖い話があります。

●「西洋骨董洋菓子店」よしながふみ
ドラマを見てから漫画を読みました。毎回毎回出てくるケーキの美味しそうなことには、「こんな店あったら日参する！」と断言できます。おまけに店員全員いい男だし。女の願望かなえまくりのベタ設定で、軽い登場人物の軽薄な展開、と、思いきや、意外に深い裏があったりして、何度読んでも飽きません。

●「百日紅」杉浦日向子
画老人・葛飾北斎の伝記的漫画。こういう、見てきたような嘘を描きタイプの歴史物大好き。北斎に興味がなくても、江戸風俗が見られる点でも面白いです。杉浦さん、漫画やめちゃったみたいで残念。

●「ルパン三世」モンキー・パンチ
当然、きっかけはアニメ。もう、もんのすごく好きで好きで仕方ないからって、青年コミック集めちゃう小学生ってどうよ(^_^;)。
はっきり言って、エッチシーンの意味が全然判っていませんでした。おまけに作者は本当に外人だと思っていて、ファンレターは何語で書けばいいのかと悩んでました(爆)。
ちなみにもう、本自体は処分しちゃったみたいで持ってないです(^_^;)。

5．バトンを渡す5名
ええと、ええと、誰か受け取ってくれるんでしょうか・・・ブログやっている友達、皆無なんですよね・・・

そんなわけで、ついにラブラブな二度寝は終了しました。
とかと、楽さん的には「一緒にいてかまえ」な雰囲気濃厚。
仕方ないので、今日はソファに寝転がって楽を太ももあたりに置き、本猫が暑くなって降りるまで撫でておりました・・・。
楽はソファの隙間で寝て、結局私も二度寝です。

ソファのいいところは、体勢に無理があるから長く寝られないことですね。
遅刻しないで済むかもしれません。

・・・ですね。
去年は友達の友達の家の軒下と取り引き先の会社の倉庫で、野良ちゃんが出産。
今年は別の友達が、キジトラの女の子を拾ってお世話しています。
勝手に「子猫当番」と呼んでいますが、生まれてこの方、私のトコロに子猫当番が回ってきたことがありません。
捨て猫とか、捨て犬とか、出会ったことないんですよねぇ・・・
出会わない＝捨てられていないということでもあるんですけど・・・

一回ぐらい当番になってもいいと思っているんですが。

あ、でも、「逃げセキセイインコ当番」は、3回回ってきました(笑)。
これは結構、多いですね。

まだ本当は目前とか言いたくないんですけど！＜暑いの弱いもんで・・・

まだ楽との朝の二度寝は続いています。
最近は、率先して楽が一緒に寝たいみたいです。

そのせいか判りませんが、楽が頭を上にして寝てくれるようになりました。
文章で上手く伝わるかわかりませんが・・・
右腕の内側に沿うように、頭を私の二の腕に乗せて、もしくは脇に鼻面押しつけて寝るんです。
楽の背中は私の腕側。
なんか、ラブラブな感じじゃないですか(笑)。

あー・・・いつまで続くかなぁ、このラブラブ。
さすがに、そろそろ私も楽が暑くなってきましたよ・・・

妊婦5カ月になりました。
5カ月と言えば戌の日のお参り・・・ということで、双方の親も一緒に水天宮にお参りに行って参りました。
天気のいい日曜日ということで、狭い境内は妊婦とお宮参りの赤ちゃんでごったがえしていました。
これでも史上最低の出生率なんですねぇ。
実際には戌の日ではない日曜日でさえこんなに混んでいるのに、これでも生まれてくる赤ちゃんは足りないんですねぇ。
なんか変な感じです。

無事にお払いもしてもらって、折角ですからお食事でもと予約していたお店に行きまして。
出産に関するいろいろな話やら、母たちの時はどーだったかという話をしていた時に、いきなり母が
「猫はどうするの？」と言い出しました。

うーん、来たな。
一度は誰かが言うと思っていたんですけど、誰もなんも言わないから別に気にしていないのかと思っていたらやっぱり言うか。

一応、もうトキソプラズマの検査も済んでいるし、楽も子猫じゃないし、3年も一緒にいるから・・・などといろいろ考えていたことは、次の義母の一言でひっくり返ってしまいました。

「そうそう、乗っかったりしたら危ないし」

はあ？乗っかる？？

朝、おなかが空いても一度もニンゲンを踏みつけにしたりして起こしたりしたのことない楽が、突然爆発したみたいに泣き出す赤ちゃんに近寄るなんて思いもしていなかったので、一瞬何言われているのか判りませんでした。

母たちの間では「猫は人にすり寄り、すぐに甘えて膝に乗ってくるもの」で、玄関チャイムと共にベッドの下に逃げ出すものでは、ないんですね。
赤ちゃんはミルクのいい匂いがするから乗っかるに違いないというのが根拠みたいです。

・・・普通ね、どっちかってーと、雑菌が一杯だから赤ちゃんによくないとかね、不潔方面から一緒にしない方がいいという理由でペットを遠ざけようとするという話はきくんですが・・・
さすが、田舎で動物共に育った人と下町育ちのチャキチャキ母さんだ。着眼点が違う。
それについては「ありえない」と一笑に付しましたが・・・納得してくれたんでしょうか。よくわかりません。
でも、どっちにしろ、楽をどこかにやる訳にはいかないしね。

ちなみに、私もそんな母に育てられたニンゲンなので「除菌のしすぎはニンゲンを弱くする」が持論です。
つか、ホコリじゃ死なない、かな(笑)。＜ちょっとズレてる。

でも、実際にペットのいる状態で育った方が、アレルギーは少ないという研究結果もあるようですよ。また聞きなんで真偽のほどは不明ですが。

朝、風呂場の電球が切れまして。
風呂場のものですので、しっかりしたガラスのカバー(?)を外して電球を取り出し、旦那はそのカバーを風呂のフタの上に置いておいたのです。
何しろニンゲンが持っても結構重いものですから、楽にどうにか出来ようもないと思って、私もそのままにして会社に行ったのです。

でも、帰りがけにふと「あんな重いもの動かそうとして落としたら、楽も怪我するなぁ」なんて考えていたりしたのですが。

帰ってみたら、いつも玄関までお迎えに来ているハラヘリ猫が出てこない！
真っ暗なリビングでうずくまって動かない！
名前を呼んでも、か細い返事！
慌てて近寄るとやっと立ち上がって歩くものの、左後足がびっこ引いてるーっ！

ざっと見た感じでは血も出てないし、足が変な方向に曲がっていることもないようなので、ご飯だけ出してあげて、家中の怪我しそうなポイントを見て回りましたが、これといって何かが壊れていたり落ちていたりということもない。
戻って楽の様子を見てみると、ご飯もほとんど食べずにやっぱりうずくまっている。
そっと抱き上げて足を触ってみましたが、腫れもないみたいだし、骨も平気みたい。
でも、肉球付近を触ると嫌がる。ので、詳しくは判らないものの爪も折れたりはしてない模様・・・

とりあえず病院！いつもは車で行くんですが、黄金のペーパーである私には運転が出来ず、まだ帰ってこない旦那を待つのもじれったいので、嫌がる楽をキャリーに押し込んで、歩いて行きましたよ、夜間診療に。
まぁ、大体10分ぐらいの距離ですから普段はなんでもないんですが、今、何しろ妊婦なんで(^_^;)。
最近は米も「重いから」って理由で買って帰らないのに、同じ重さの猫を抱えて。

・・・・まぁ、診断の結果は大事には至らず・・・・
多分、どっかから飛び降りた際、着地に失敗して「挫いた」んであろうと・・・猫のくせに・・・
レントゲンと消炎剤の注射とお薬貰って帰りました。
楽が暴れるので、私の服には「どこで猫にひどいことしてきたんですか！」ってぐらい毛だらけになっておりましたが、ホント、対したことなくてよかったです。

あー。肝が冷えた・・・

我が家にも、こうのとりがやってきたようです。
それは別に、一応希望していたことなんでいいんですが、3歳を目前にしてますます甘ったれになっていく長男の楽さんが、どうなるのか不安です。
幸い、家族に「赤ちゃんと猫を同居させるのはよくない」的なことを言う人はいないんで、そういう問題はないんですが。

よく、赤ちゃんが来るとペットも赤ちゃん返りするって聞くんですけど。
楽は今すでに赤ちゃんみたいですから。

うーん。
自分が楽だから、出産したら実家に帰りたいんですが、それもどうなるか・・・楽、絶対、私のこと忘れそうだし(>_

楽は相変わらず、夜一緒に寝てくれません。
どんなにがんばって布団の中に連れ込もうと、5分とたたずに出ていってしまい、ソファのはじっこで丸まっています。
ところが、朝寝には一緒じゃないと嫌なようで、冬は二度寝を強要します。
休みの日はとにかく寝穢く布団から離れないので自分から潜り込んで来ます。
平日は旦那が出かけてから私の出勤までの40分ほどの間、一緒に寝るのです。
しかし、それもすぐにという訳にいかないようで、
何かしている私を呼びに来て、まずご飯のお皿の前に座る。
食べるわけでなく、私を見上げる。
抱っこして布団に連れて行く。
という段取りが必要です。

なんでそんな面倒な手順が必要なのか。
よくわからないけど、直で布団に連れて行っても、ほぼ必ずご飯の前に走っていってしまいます。

おまけに絶対、私と頭は並べない。
いつも逆さまに一緒に寝ています。

まぁ、その習慣も春が来て暖かくなってしまったら楽が嫌がりますから、もうしばらくのお楽しみです。

最近、犬の散歩している方、多いですよね。
通勤の行き帰りにじつにいろいろな犬に会います。
私自身は猫派なので、犬に特別な愛着はないですが、多種多様で見ているのは楽しいです。

先日、車で買い物に出た際、大きな犬が散歩しているのを見かけました。シェパードみたいなちょっとあったかそうなチャコールグレーの毛皮の犬でしたが、見かけただけでもちょっと・・・なんつーか、利発そうではない犬でして。
おしっこかけようと足を上げた先にはかけるべきものが何にもないのにしてしまうというのは、はじめて見たんだすけど(^_^;)。

その犬が、今朝私の通勤路におりまして。
それもひとりで。
きっと脱走してきたんでしょうねぇ。なんかもう、楽しそうにそこら中に鼻つっこんでうろうろしているんですよ。
可愛いんですけど、なにしろ大犬ですから。後ろ足立ちになったら、私と大差ないんですから。
あんまり関わり合いたくないなぁと思いつつ、犬の居る植え込みから離れて見ないようにして通り過ぎようとして・・・

なんかもう、遊びたがってます！ってオーラバシバシ出している乗って、気配でわかるもんですねぇ。
すれ違って、「あ、こいつは来るぞ」って思った瞬間。

来ましたよ。背中にのしかかられました。
通勤中なんであんまり時間もないし、とりあえず構わず足も止めないまま、2度3度とのしかかられ・・・とっさに出た言葉が
「あんた、お家どこ？ちゃんと帰らないとダメでしょう！」でした。

我ながら言葉の通じない犬に向かって何言ってるんだか(笑)。

普段、楽や近所の動物に話しかけているクセが出たんでしょうか。
唯一近くにいた、信号待ちのおじさんに変な顔されたところを見ると、結構大きな声で言っていたのかもしれません。イヤホンしてたし。
いやー。恥ずかしい。

その犬ですが、信号の向こうにいた別のお散歩中の犬たちに心奪われてすぐに離れて行きました。助かった・・・散歩中の人には申し訳ないけど、どこまでも付いてきそうだったもんで。

電車に乗ってからコート見たら、鼻水付けられてました。
あーあ。

楽の生活パターンもかなり出来上がってきました。
その中でも最大のお楽しみは旦那の「なでなで」です。
もう、旦那が帰ってきた瞬間からおねだりが始まります。
（でも、その間にデザートの猫おやつを請求することは忘れませんが）

昨日なんかは、ニンゲンの晩ご飯が終わると見るや、箸って定位置のベッドの上に収まっていました。

以前は、旦那の姿見たら逃げてたのにねぇ・・・
私がベッドの上に行って読んでも来ないくせに、旦那が座ったらすぐにかっとんで行きます。

なんだかちょっと面白くないですね・・・

私には、出来もしないことが突然ブームになってやってくるという悪い癖があります。
おまけにブームが来ると後先考えずに道具や材料を揃え、ひどい時にはそこで満足してしまうといタチ悪い癖なんです。

その、マイブームがこの冬は編み物です。
昔、それこそ小学校の頃クラスに一大編み物ブームがやってきてかぎ針編みのショールを作って以来、一度も仕上げたことのない編み物が、下手なのが判っているのにまず大物からチャレンジする無謀な性格のおかげで実家の天袋に置き去りの毛糸があるにも関わらずにやってきました。

編み針はいくらかありましたが、毛糸は探すのも面倒で異常な量をヤフオクにて入荷、おまけに手芸店にふらふら寄って買ってきたりして・・・すごいことになっています(^_^;)。

今回は、というかもうさすがにセーターが無理なことは判ってるし、今はストールが欲しいので早速チャレンジ・・・

したはいいんですが。

楽が・・・楽が興味しんしん・・・

転がる毛糸玉、するするたぐられていく糸、ひょこひょこ動く棒針。
さらには毛糸を入れたビニール袋まで。
猫の興味を引きまくる物ばかり・・・

結果、何をやっていても邪魔されます。
おかげで楽が寝ている時ぐらいしか作業できません。

ただでさえ下手なのに、手が遅いのに、

マフラーさえちっともすすまなーい！

31日のカウントダウンにしていきたかったのに・・・
まだ10cm・・・

9月を最後に日記を書いていなかったのは、当然なまけ病のなせる技。
なまけ病にはかないません・・・ええ、最近は二度寝の誘惑が最強タッグ組んでやってまいります。

そんなことしていたんで、なんだかんだいろいろありました。
次、いつ書くかしれたものではないんで、羅列(笑)。

1.楽さん、血便をす。
10月の日曜日、お買い物に行く準備中にトイレから出てきた楽が座った床を見た旦那が「なんか付いてない？」。
確かに床になにやら水っぽいシミが。
ティッシュで拭ってみると赤い！
即座に行き先変更、動物病院行きです。
元気そのものなんで様子を見ても良かったんですが、平日は仕事もあって病院に行けないもので、直行しました。
キャリーに押し込んだ時は大暴れしたものの、移動・診察中は微動だにしない楽は、病院ではとても好印象な猫です。
便や血を検査して、お尻も見て貰っても悪いところはありませんでした。
「内部は大丈夫ですね。鮮血なんで、肛門が切れたかなんかして……」
それはつまり……痔？　なんか恥ずかしいね、楽。
涼しくなってもりもり食べていた弊害がこんなところにもってとこでしようか。

2.そして災難に遭う。
せっかく病院に来たので、ついでにいろいろ気になることを質問質問。
おしっこの回数がちょっと多いみたいだけど平気か、前回のワクチンから1年過ぎたが、今日じゃなくてもいいか。
それから一番気になっていたのが前歯の並びが悪くて歯茎が赤くなっているけど平気か。
おしっこは問題なし、試験紙をもらって検査(結果は平気でした)。
ワクチンも後日。
しかし、歯は。
「歯茎が炎症起こしてぐらぐらしているので、出来れば抜いちゃいましょう」

えっ！今っすか!?
すぐにですか!!!???
と、思う間にも看護婦さんが笑顔で「変わりましょう」と言って、楽を押さえるのを変わってくれて、先生はラジオペンチみたいなので歯を抜いてしまいました。
長さ2mm幅1mmの小さな歯とは言え、ぐらぐらしているとはいえ健康な歯を！麻酔もなしに！！

いってぇぇぇぇぇぇぇぇ!

ワタシの心の叫びです。
ここ2年で1本ずつ親不知を抜いたんですが、根がしっかりしすぎた上に曲がっていた私の歯はとても強情で、なんと抜くのに1本3時間もかかり、その後3日はカステラしか食べられず、1週間疼痛に苛まれた記憶が頭をぐるぐる回りましたよ！
それが2回もあったんですよ！

その間も楽は暴れもせずにゃんとも鳴かず、無事歯が抜けた後には先生にも看護婦さんにも「偉かったわねー」と誉められていました。
……嬉しくないよね、楽(笑)。

そして、その日の夕方には私の驚嘆をよそにカリカリを食しておりました。
いやぁ、野生って強い。

久しぶりに出かける用事のない祭日、旦那はだるいと言って昼寝。
私も、洗濯物を干して、パソコンいじって、本を読んで・・・眠くなったのでごろんと横になっておりました。
楽はお昼の定位置、ベッドの向こうの窓際で寝ていたはずでした。

うとうとしていると、首筋辺りに楽のひげがさわさわ当たる感触と、一声「にゃー」。
しかし、ぼんやり振り向いても楽がいません。
トイレついでにお風呂場や台所を覗いてもいないので、寝床にもどったのかと思っていたら、カーテンの向こうからそっとやってくるではないですか。
もしや、と思って見ると窓が開いている。
楽の足のウラも真っ黒！

くわー。ベランダから落ちたら危ないから出さないようにしていたのに、うかつにも開けっ放しにしていたとは。

いや、まぁ、そんなに神経質になることはないのかもしれませんが、風呂のフタがいつも閉じていることを信じて飛び込んでみたり、意外に度胸よく窓枠に無理矢理よじ登ったりしている姿を見ていると、鳥に目がくらんでベランダからダイビング、もあり得ないことではないと、用心してしまうんですが・・・

それに、ベランダに出ることに慣れて、網戸破り始めても困るし。

そんなわけで、嫌がるのを捕まえて足の裏を拭かれるというお仕置きをされた楽なのでした。

ちなみに、仕返しなわけではないでしょーが、今朝は3時、4時、5時半に起こされました。
・・・寝かせてくれよ・・・

朝、ぼんやり起きてきた旦那がソファに座ってテレビをぼんやり見ていたら、パワー全開で走り回っていた楽が、正面から猫タワーに飛び乗りまして。
位置が悪かったらしく、旦那の左足の中指を思いっきり蹴ったらしく。
ざっくり、朝から流血沙汰。
寝起きで機嫌悪かった旦那に怒鳴られて、楽は逃げていきました。
突然大声で怒るから、私の方がドキドキでしたよ。

普段あんまり怒らないし、私自身があんまり怒り感情の少ない方なんで、怒っている人は怖いです。