・・・ですね。
去年は友達の友達の家の軒下と取り引き先の会社の倉庫で、野良ちゃんが出産。
今年は別の友達が、キジトラの女の子を拾ってお世話しています。
勝手に「子猫当番」と呼んでいますが、生まれてこの方、私のトコロに子猫当番が回ってきたことがありません。
捨て猫とか、捨て犬とか、出会ったことないんですよねぇ・・・
出会わない＝捨てられていないということでもあるんですけど・・・

一回ぐらい当番になってもいいと思っているんですが。

あ、でも、「逃げセキセイインコ当番」は、3回回ってきました(笑)。
これは結構、多いですね。

母は農家の出身で、子供の頃にはいろいろな動物がいる家だったそうです。
子供の頃にはよく遊びに行きましたが、私は犬にしか会ったことがありません。
牛・豚・ニワトリなんかは、農業に専念して止めてしまい、猫は兄嫁が嫌いなのでいつの間にか飼わなくなったとか。

まだ猫がいたころ母親(私から見たらおばあちゃん)に、
「猫はぶったらだめだよ」と言われていたそうです。
理由は「猫はぶつと3日間頭が痛いから可哀想」だからだそうです。
なんか、微笑ましい話だなぁと・・・それだけなんですけど。

夢の話です。

友達の友達のうちでロシアンブルーの子猫が生まれたから見に行こうと誘われていたのに、しばらく行く暇がなく、やっと行けることになったのは3カ月以上たってから。
ロシアンブルーは大人しくて懐いて、おまけに鳴かないというので、ちょっとあこがれの猫なんですよ。毛皮も微妙な色で綺麗だし。
友達が電話して聞いてくれたところ、まだ貰われてないので見に来れば？と誘ってもらったので一緒に見に行きました。
普通のマンションの一室にお邪魔して、ベッドに腰掛けてしばし世間話などし、さて飼い主が呼んでやってきた子猫というのが、

どう見てもアフガンハウンド(犬)。
3カ月にして体高すでに40cm強。
それより何より体毛がこんな青
おまけに手触りがナイロン風。

夢の中で私は、
「こんなに大きくちゃ楽が怖がるからだめだなーもらえないなー」
などと残念がっていましたら、現実ににゃあにゃあ呼ぶ楽に起こされました。

・・・・他の猫貰おうとしていたの、ばれた？(^_^;)

現在子供はいませんが、楽が来てひとつ、確信したことがあります。
それは私が「育児ノイローゼになるタイプ」ということ。

子供の頃はお気楽もので、悩みなんか1日寝れば忘れちゃうような性格だったのに、高校生ぐらいから「気に病む」性格になりまして。
理由はさっぱりわかりません。
幸せな子供だったんでしょうねぇ。
でも、大人になっていけばなるほど、やっぱり気に病むことは結構あるし、思ったようにできないことも沢山あるわけで。

ALL or NOTINGなんですね、性格が。
だからALLでないことを気に病んで、できないとクリアしたがる。
よくないですね。
判ってるんですが、性格ですから。

猫にしたってそうでした。
実は、楽の前にもう一匹、お試し期間で1週間ほどウチに来た子がいます。
やっと3カ月ぐらいのやんちゃ坊主で、つれてこられたその日から、人の前で堂々と爆睡する、楽とは正反対の物怖じしない猫でした。
遊ぶのも手加減無しで、真正面から人の顔めがけて飛びかかってくるわ、人が寝静まると退屈して足を囓るわ、やりたい放題。
猫初心者だった私の知ってる猫は、友達のうちのやたら落ち着いた子だけだったので、やんちゃ坊主を1週間でもて余してしまいました。
元々は犬派の旦那が、夜中に足を噛む猫を疎ましく思ったりするのも困るっていう理由もありましたが、私がもてあましたのが真相です。

結局その子にはお帰り願って、代わりというわけではありませんが、姿を見せないぐらい大人しい楽が来たわけですが、大人しいっても猫ですから。
言うことも通じなければ悪さもします。

初めは気に病みましたが、ある時期、すっぱり思い切りました。
自己暗示が効くんです、私。
「そういうもんだ」と自分に自己暗示をかけて、悪さもするし言うこと聞かないのが猫だって思い切ったら、結構すっきりしました。

気に病んでいても楽がかわいくないわけじゃ、もちろんないんですが、疲れますから。

楽だから、まだ簡単だったと思うんですけど。
友達の話とか聞いていても、楽っていい猫です。ニンゲンにとって。
前出の友達の猫だって普段はどっしりおっとりですけど、腕に穴が開くほど噛んだり、預けられた先の友達の顔に猫パンチをお見舞いしてコンタクトを割ったりしてますから。
おなかが空くとチェストの上からダイビングして起こしたりするっていうし。

それにしたら、朝、起きるまで鳴き続けるとか、バスマットを噛んでボロボロにするとか、ソファに穴開けるとか、そんなのまだまだ・・・してほしくはないけど。

そんな訳で、育児ノイローゼにも耐久力が着きました。(多分)
楽も今月末には2歳です。
こうのとりが来てもかまわないんですけど、なかなか来ないんだな、これが。

楽は遊ぶ時、すぐに寝転がります。
今のおもちゃは、棒の先に1mぐらいのひもがついていて、その先にねずみがついているものなんですが、はじめは勢い良く走っていても、スライディングしてそのまま寝転がってしまいます。
その状態で右に転がり、左に反転し、さらには壁を蹴ってフローリングの上を滑ります。
もちろん、足下に私のひざがあればそこを蹴って自分で発射されています。
プールの、壁けりスタートの要領です。

すぐに寝転がってしまうわりには、甘えているわけではないようで、人が手を出すとさっさと起き上がってしまいます。
最近はベッドの下が住処というわけではなくなったのでやらなくなりましたが、以前寝ていてざりざり音がするのでのぞいてみたら、ベッドのへりに爪を立てて、仰向けに移動していました。
分かりにくいかと思いますが、匍匐前進の仰向け版です。

横着というか器用というか・・・猫ってこんなイキモノですか(^_^;)

なにやら突然違う体裁に・・・・ちょっと放置していたので、すっかり浦島さんです(^_^;)